あかちゃんは心も、からだもとても繊細です。
基本のことを少しずつ知っていくことで、心にゆとりもできてきます。
あたらしい家族と笑顔で過ごしていくための準備もわすれずに。
あかちゃんのお肌
あかちゃんのお肌はとても繊細です。
とても乾燥しやすいので、清潔にして保温をしっかりしましょう。
ほこりや日焼け、虫さされ対策もお肌を守るために必要なこと。
皮フがとても薄く、繊細。すぐにキズついてしまいます
大人よりも汗っかき
1年中お肌は乾燥しています
免疫力がとても弱い
*バリア機能とは
ほこりや細菌などの有害な外部刺激が入ってこないように保護し、水分が出ていかないようにし乾燥を防ぐ働きのこと
すこやかなお肌をつくる、スキンケアの基本
あかちゃんのお肌はとてもデリケートで、肌トラブルが起こりやすい状態です。
大人と同じような皮ふの構成でも皮ふが薄く、バリア機能も未熟です。
肌が成長して基本のお肌に整う3歳ごろまでは特に、肌トラブルを繰り返さないようにきちんとケアすることが大切です。
Point 1 汗をかいたら、こまめに濡れたタオルでふく
Point 2 スキンケアは肌トラブルを防ぐもの
Point 3 こまめな保湿で外部刺激をブロック
Point 4 肌を清潔にし、たっぷり保湿が基本
事前に予防することが大切。日焼け対策
紫外線による日焼けもあかちゃんのお肌には刺激が強いもの。
長い時間のお散歩や公園の遊びなど、外で過ごすときは日焼けしないように事前に予防することが大切です。
*対策時期 4月下旬 〜 9月まで ( 6月 〜 9月はピーク期 )
AM 10:00 〜 PM 2:00 ( 紫外線 強 )
日焼け止めの塗り方
*はじめて日焼け止めを塗るときは、体の目立たない部分に塗って様子を見てから顔などに塗るのが安心です。
*目や口の周りはお肌がデリケート。塗るのは避けるようにしましょう。
おうちの中も、おそとも気をつけたい。熱中症対策
熱中症は日のあたらない屋内や車内でも、高温多湿の環境に長くいると発症します。
外出時は地面から近い場所にいることも多いので、こまめに様子を見たり水分補給することが大切です。
あかちゃんは暑さに体が順応するのに時間がかかるので、季節の変わり目も注意が必要です。
*乳幼児は体調調整機能が未熟で、短時間のうちに熱中症になりやすいので特に気を配った方がいいでしょう。
熱中症とは
熱中症が起こりやすい場所
*家の中でじっとしていても室温・湿度の高さによって熱中症にかかることもあります。
熱中症対策
屋内
屋外
熱中症の判断
*熱中症を疑う症状があり、呼びかけの反応がおかしい、意識が無い場合はすぐに救急車を呼びましょう。
また、水分を自分で取れない場合や症状が改善しない場合も医療機関へ行きましょう。
熱中症の応急処置
1. 風通しのよい涼しい場所へ移動
風通しのよい日陰や冷房のきいた涼しい場所へ連れて行く
2.衣類をゆるめ、こもった熱を放つ
衣類を脱がせられる場合は脱がせて体内の熱を外に出すように
3.体を冷やす
うちわで仰いだり冷たいタオルや保冷剤をハンカチで包んで、首すじ・脇の下・足のつけねなどにあてて体を冷やす
早く体温を下げることが重要
4.水分・塩分を補給する
水分をほしがるだけたくさん与える。
水・ベビー用の麦茶やあればベビー用のイオン飲料などの塩分も同時に補えるものが望ましい
*吐き気や嘔吐の症状、意識障害がある場合は口から水分を入れることは避けましょう
お肌を守るためのホルムアルデヒド対策
1. ホルムアルデヒドとは
2. ホルムアルデヒドが使用されているもの
*DIYされる場合、壁紙や糊など使用資材のホルマリンの有無を必ず確認して購入してください。
3. ホルムアルデヒド対策
4. ホルムアルデヒドの規制基準
おしめ・おしめカバー・スタイ・下着・帽子・寝具・パジャマ・衣類
有害物質を含有する家庭用品の規制に関する法律を定めています。
基準:検出しないこと A-AO 0.05以下( ppm換算で15ppm )
乳幼児用繊維製品については、以下の理由から検出してはならないこと
になっています。
*安全基準は国によってそれぞれ異なります。日本は1番厳しい安全基準が定められています。