お食い初め

男の子 ・・・ 朱塗り ( 内外とも朱塗り)

女の子 ・・・外側は黒塗り　内側は朱塗り 

＊地域によっては逆の場合もあるため、年長者に確認しましょう。

あかちゃんに食べさせる真似をするための祝い箸です。

柳で作られた白木箸、末広がりの八を表す八寸 ( 約24cm ) の長さのものを用意。

箸先の片方を神様、もう片方を人が使います。

必ず片方だけを使うように気をつけて下さい。

『歯が丈夫になりますように』という願いを込めて用意します。

氏神様が祀られている神社で授かる (お借りする) のが一般的です。

神社でお借りした場合は熱湯消毒し、お食い初めが終わった後に元の場所に奉納します。

丸くてつるつるした小石を1個or2個が基本です。

＊神社によっては、お宮参りのご祈祷を行なった際に祝い箸と歯固め石を授かる場合もあるようです。

１ 平椀 ・・・ 煮物　にんじん・大根・かぼちゃ・しいたけ・里芋・れんこんが一般的。

２ つぼ椀 ・・・ 香物、酢の物　季節の野菜を漬けた香物や酢の物など。

３ 高杯 ・・・ 歯固めの石、梅干しなど。

４ 飯碗 ・・・ 赤飯　赤には邪気を払う力があるとされており、魔除けの意味が込められています。

５ 汁椀 ・・・ 吸う力が強くなるように。という意味が込められており、はまぐりや鯛などの具材。

６ 平皿 ・・・ 鯛　お祝いごとには欠かせません。尾頭付きが一般的。

＊ 一例となり、宗派によって配置が異なります。

『長寿にあやかる』という意味から、最年長者が食べさせる養い親になります。

最近では祖父母にお願いすることが多いようです。

男の子は男性、女の子は女性が養い親になり、あかちゃんを膝に上に抱いて

お料理を食べる真似をします。

男の子なら男性（祖父）の左ひざ、女の子なら女性（祖母）の右ひざに抱いて行います。

＊ あくまで正式な方法ですので、参考にしてください。